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全国11種類のご当地牛乳を飲み比べ! 6月の牛乳月間に体験・交流イベントを開催

食卓に新鮮でおいしい国産の牛乳や乳製品を安定してお届けするために牛乳・乳製品の販売のほか全国の生乳の需給バランス調整や酪農生産支援などにも取り組んでいる全国農業協同組合連合会JA全農酪農部。2024年6月牛乳の消費喚起や酪農の理解醸成を目的にJA東京アグリパークで全国11種類のご当地牛乳・乳飲料の飲み比べイベントを2023年度に続き今年も開催しました。

当日は土日ミルクのポスターと30日間牛乳飲もうシール&リーフレット土日ミルクランチョンシートのデータを活用したオリジナルレシピ紙大人&子ども向けアンケートボード休日に牛乳飲んでますか?酪農家クイズ①仔牛の重さは? ②牛1頭1日あたりの生乳量を1Lの牛乳パックに換算すると?など多くの資材を活用いただきました。

また学校栄養士の先生について勉強できるクイズコンテンツミルクのケビンと学ぼう!も放映され子どもたちが牛乳・乳製品の栄養や健康などについて楽しく学んでいる様子も見られました。

酪農家さんをはじめとする協力者や乳業メーカーが一丸となって
牛乳・乳製品の魅力を伝えていきたい

JA全農酪農部 総合課 生乳流通対策室 室長 井田 裕子さん 松本 謙梓さん  事業体制整備課 柳内 拓真さん 寺崎 優喜さん

写真左より柳内さん寺崎さん井田さん松本さん

井田さんJA全農 酪農部総合課 生乳流通対策室

昨年の土日ミルクフェスではたくさんのミルクファンの方が集まってくださって。酪農家さんや今回のミルクマイスター®高砂さん牛写真家の高田千鶴さんなど協力してくださる方もいらっしゃいます。また業界関係者が一丸となって一つのイベントに向かうというのはなかなかない体験でいい結束を感じることができました。今回のイベントではそのご縁で高田さんの講演も実現し土日ミルクのツールもフル活用させていただきました

松本さんJA全農 酪農部総合課 生乳流通対策室

酪農家さんとお話しする中で酪農家の皆さんが持っている情熱をとても強く感じます。その熱意を受けて自分自身もより多くの方に酪農のことを知ってほしい牛乳を飲んでいただきたいという思いを強くしています。

私自身も小さいころから牛乳を飲んで育ってきました。子どものころの習慣は大人になっても続くものだと思いますのでからだづくりも考えて家庭でたくさん牛乳を飲んでほしいですね。土日ミルクの教材はお子さんたちの反応がすごくいいなとイベントに参加するたびに思います。酪農家さんとの交流や牛乳・乳製品のとりかたアイデアまで幅広いツールがあるのはとても効果的だと思います

寺崎さんJA全農 酪農部 事業体制整備課

私は牛乳・乳製品って面白いなと思っています。コップ1杯の牛乳だけでなくバターそれにアイスやプリンといったお菓子などいろいろな食べものに活用できていろんな可能性がある。その魅力をどんどん発信して消費者の皆さんに伝えていきたいと考えています。

土日ミルクはすごく素敵なコンセプトだと思います。牛乳・乳製品にまつわるさまざまな団体が協力して各種イベントの中で土日ミルクの考えを伝えていきたいですね

柳内さんJA全農 酪農部 事業体制整備課

今日のイベントでも来場者の皆さんにお話をうかがう中毎日農協牛乳買ってますこの価格以上でも買いますよという声もいただきました。新鮮でおいしい牛乳を届けたい

と思う私たちや酪農家さんの思いが伝わっているんだなと嬉しくなりました。酪農家さんも聞いたら喜ぶと思います。

 

酪農乳業は競合など関係なく生産者も乳業メーカーも一丸となって消費者の皆さんに向き合っている希有な業界だなと感じます。土日ミルクもこれを一つの共通キーワードにしていろいろな関係者に声をかけて協働で牛乳・乳製品の魅力を伝えていくことができます。そういう意味でもとてもいい取り組みだと思っています

 

いつも飲んでますという声が私たちにも酪農家さんにも喜び。
イベントでできたつながりも大切にしたい

協同乳業 事業開発部 副部長 赤石 道也さん 課長 大谷 俊介さん 幸阪日菜子さん 酪農資材部 伊藤 万織さん

写真左より赤石さん幸阪さん伊藤さん大谷さん

 

赤石 道也さん協同乳業 事業開発部

協同乳業ではここ数年酪農家さんとともに牛乳・乳製品の魅力を広めていく活動に力を入れています。牛乳を買ってもらえることが酪農家さんの喜びにつながることを実感できる機会も増えてきて非常にやりがいを感じます。

 

土日ミルクは短い言葉でわかりやすく印象づけられてロゴなども含めて親近感があっていいですね。業界全体を盛り上げて牛乳飲もうよ!という行動を世の中に広めていくのに活用していきたいです

 

伊藤 万織さん協同乳業 酪農資材部

カルシウムなど栄養のお話も大事なんですが一方でまずは気軽においしく飲んでもらうためにいろいろなアイデアを伝えていきたいなと思っています。昨年の土日ミルクフェスで農協牛乳+カルピスのドリンクをお配りしたときにお子さんはじめ多くの方が喜んで飲んでくださったのを見ていろいろな組み合わせが牛乳に付加価値をつけるんだなと実感しました。

 

今回のようなイベントは私たちにとって消費者の皆さんそして酪農家の方々ともつながれる良い機会です。土日ミルクのツールもうまく活用して酪農家さんと一緒に盛り上げていきたいですね

幸阪 日菜子さん協同乳業 事業開発部

イベントを通して直接消費者の皆さんと関わることができてアイスおいしくできました!いつも牛乳飲んでますよと声をかけていただけると自分の仕事がこうしてちゃんとつながっていくんだなと嬉しく思います。この繋がりを大切にしていきたいですね

大谷 俊介さん協同乳業 事業開発部

こういったイベントでお子さんが牛乳を飲んで嬉しそうにしている様子を見て親御さんも牛乳買おうかなという気持ちになっていただける機会になったらすごく嬉しいです。今日のイベントは新宿で開催しましたが東京以外にも全国いろいろな地域でもっと小さい規模でもいいのでこういった活動を拡げていけるといいなと思います

全国11種類のご当地牛乳を飲み比べ。産地製法により異なる牛乳の味や特徴を飲み比べを通じて楽しんでもらいました。

全農が監修したカプセルトイご当地牛乳コレクション第2弾の全国発売7月25日予定に先駆け本イベントで先行発売。飲み比べの牛乳は第1~2弾の牛乳の種類と合わせている。

牛乳の味が好き。飲み比べは佐渡の牛乳がおいしかった!

 

お子さん牛乳の好きなところは甘いところ!

お子さん味が濃くておいしかった~!

子どもたちの子どもたちがまた牛とふれあい
命や食への思いを継いでいけたらいいなと

高田 千鶴さん牛写真家

牛写真家の高田千鶴さんの著書牛がおしえてくれたこと出版社緑書房の出版を記念し高田さんのトークショーを開催。高田さんが撮影した写真を投影しながら本に込めた想いを語りました。

 

高田さん私自身もですが子どもがすごく牛乳好きで。小学校のときには給食の時間に牛乳を2本飲んで1本余るストローを筆箱にたくさん貯めてました

 

その息子が“レバーを食べる会”というイベントに呼んでもらってお肉の塊になった姿を見てかわいそうとひと言つぶやいたんですね。これでお肉を食べられなくなってもしかたないなと思いながら見守っていたら命を奪ったんだから大事に全部食べようと。誰に言われるでもなく自分で答えを出した息子を見て子どもはすごいなと思いました。私は高校で酪農について学びましたがもっと小さい子どものうちから牛や動物に触れあうことは大切だと思います。

私たちがおいしい牛乳を飲めるのは牛と酪農家さんのおかげ。感謝の気持ちをできるだけ伝えたいと思いながら活動しています。子どもたちが大きくなってまた子どもを産んでその子どもたちがまた牛と触れあう経験をして何か思いが生まれればいいなと。未来につなげていけるように私たち自身も牛乳を飲んでいきたいなと思っています

牛乳は僕にとって三番目の親というくらい大切。
いろいろ試して自分に合う飲み方を探して

ミルクマイスター®高砂さん

イベントにはミルクマイスター®高砂さんがゲスト参加。味の比較チャート図と特徴のコメントをそれぞれの牛乳・乳飲料に展示して紹介しました。

 

高砂さん

私自身小さい頃から牛乳のない生活は考えられないというくらい牛乳が大好きで。牛乳が三番目の親だと思っています。栄養豊富だし飲むと気持ちも落ち着く。やすらぎを与えてくれるなくてはならない飲み物です。

 

牛乳は気軽にごくごく飲めるおいしさも魅力ですしシリアルにかけたり何かに混ぜたりといろいろな楽しみ方ができるのも特徴です。たとえばリンゴジュースと合わせると意外においしいんですよ。割合によっても味わいが変わってヨーグルトっぽくなるのがいいという方も。自分に合う飲み方を探してもらえるといいと思います。

土日ミルクの取り組みは言葉もいいですしロゴなど目に見える形で伝えることができるのがすごく好感です。この取り組みを通じて土日に牛乳を飲む習慣が少しでも大きく広がっていくといいなと思います。私は土日ミルク食堂と土日ミルクフェスのイベントなどに参加して酪農家さんや乳業メーカーさんをはじめ酪農乳業の様々な団体・企業の方とつながる機会をいただいて。今までとはちょっと違う動きが生まれてきたのがとてもありがたく楽しいですね

毎日飲んでますがんばってくださいそんなお客さんの声で
明日からまたがんばろうと思えます

酪農家 関牧場群馬県関 千鶴さん 株式会社加茂牧場千葉県長﨑 清子さん

写真左より関さん長崎さん

 

会場3階では2名の酪農家を招き酪農家とのアイスクリームづくり体験を開催。同じフロアで土日ミルクの酪農クイズや休日に牛乳飲んでますか?のアンケート等も実施され酪農や牛乳について楽しく学ぶ場となりました。

 

 

関 千鶴さん群馬県・関牧場

関さんコロナ禍を経て酪農の状況は不振が続き消費者の皆さんへの理解醸成の重要性はますます高まってきています。今後もこういった活動を通じて酪農家をもっともっと身近に感じていただけるように私たちも努力していきたいなと考えています。

 

酪農家は日々おいしい牛乳を届けたいと熱い想いを持って酪農に取り組んでいます。それを消費者の皆さんに伝えないのはもったいないなと。消費者の皆さんの声も酪農家に届くような広がりができたらいいなと思います。

 

今回もお客さんからがんばってくださいなど声をかけていただいて。直接そんな言葉が聞けることは普段ほとんどないのでうれしい気持ちとともに生乳をお届けする責任感も感じています。

 

乳価の上昇などがあっても変わらず牛乳を飲んでくれる方がいるというのはありがたいですね。消費者と乳業メーカーと酪農家業界全体が一緒になって盛り上げていけたらより強い日本の酪農文化ができるのではないかと思います

 

 

長﨑 清子さん千葉県・株式会社加茂牧場

長崎さん今日は新宿という都会にたくさんのお客さんが集まってくださいました。こういう場に来て牛乳毎日飲んでますうちの子牛乳しか飲まないんですよなど消費者の皆さんのお話をきけるのが本当に嬉しくて。明日からまたがんばろうと思います。

 

牧場やイベントの後牛乳に対するイメージや思いが変わることもあるようです。学校の先生から普段牛乳を残す子が今日は全部飲みましたなど報告をいただくこともあります。そう思うともっと牛と酪農家が消費者の皆さんと接する機会が増えるといいですね。今回の牛乳月間や土日ミルクといったイベントやキャンペーンは酪農関係者はもちろん消費者の方もたくさんSNSでフォローしてつながっているのを見ました。これからも普段は牛舎の仕事をとにかく一生懸命やってこうやって消費者の方とつながれる取組にもどんどん参加して牛もこの場所も守れるようにがんばっていきたいです

お母様こういう体験牧場とかに行くとできますけど新宿でできるなんてなかなかないですよね

お子さん牛乳は好き。おやつのときに飲むよ

お子さん牛乳は幼稚園でも飲んでる。味が全部好き

お父様僕も牛乳好きなんで何も混ぜずそのままコップでよく飲んでますよ

 

 

東京・新宿で全国各地の牛乳を試し飲みできるイベントで都内近郊から約1,500名が来場。お客さまはそれぞれに個性の違う牛乳のおいしさを味わい牛乳からできるアイスクリームの手作り体験などさまざまな催しを楽しんでいました。酪農家や牛乳・乳製品を愛するゲストとの交流など土日ミルクの活動でつながった人の輪も感じられたことに加えて土日ミルクの各種ツールもフル活用していただき牛乳・乳製品の多彩な魅力が広がるイベントとなりました。

今回のイベントにおける土日ミルクツールの活用事例

こちらのイベントで使用された土日ミルクツールは無料で誰でもお使いいただけます。以下よりご参考ください。

https://donichi-milk.jp/industry/tools/