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土日ミルクが牛乳パックやトートバックに!牛乳をより身近に感じてもらうためにできること。

土日ミルクでは酪農乳業関係者向けに印刷物やデジタルメディアで利用できる土日ミルクロゴをご提供しています。株式会社共進牧場では今春自社の牛乳パック広告欄にロゴを掲載して地域へのメッセージ発信に活用しました。そのねらいなどをお聞きしました。

兵庫の酪農家と共に進むあたらしい取り組み

株式会社共進牧場
取締役会長 大野 保おおの たもつさん *写真中央
代表取締役社長 中尾 嘉延なかお よしのぶさん *写真右
浄谷工場・ 研究開発室 課長補佐 幸田 弥生こうだ やよいさん *写真左

大野さん
弊社は1890明治23神戸市内で牛乳販売店としてスタートしました。郊外にある創業者の実家の牧場から生乳を運んで市内で処理・販売を始めたのが原点です。新鮮で栄養豊富な牛乳を神戸の人たちに飲んでほしいまた母乳の出ない母親の助けになればとの思いもあったそうです。

戦後の1956年に小野市内に直営牧場を移転開設1990年に製造部門を分離独立して現在の㈱共進牧場を設立しました。生乳生産から処理加工までの一貫体制とより自然でより新鮮な風味豊かな牛乳を食卓にお届けし食文化の充実を目指すという創業当時からの企業理念を堅持しながら地元の生産者さんと共に地域に密着した経営を続けています。

中尾さん
兵庫は古くから酪農の盛んな地域ですが近年は生産者の高齢化や飼料・燃料等のコスト高による離農や廃業が増加しています。特にコスト高は弊社としても実感しているところです。私たちのテーマの一つが地産地消で地元産の生乳を使ったさまざまな製品を販売していますが必要な乳量の確保が今後課題になる可能性があります。

ですので弊社が持つ多様な販売チャネルを活用しスーパー・量販店だけでなく学校給食京阪神エリアの医療機関製菓・製パンメーカーなど幅広いお客様のニーズに合わせた製品を提供したいなと考えています。

例えばコロナ下で高まった消費者の健康志向や食の品質に対する意識は今も続いていると感じます。弊社でも工場近隣の酪農家の生乳を厳選使用した低温殺菌牛乳やスイーツ感覚で楽しめるヨーグルトといった高付加価値製品の売上は伸びていて食べても罪悪感を持ちにくいギルティフリーがコンセプトの製品は美容インフルエンサーのSNSで紹介され話題となり近畿圏だけでなく都内の高級スーパーでの販売もこのところ急増しています。

土日ミルクロゴをきっかけに学乳の大切さを伝える

中尾さん
牛乳消費が低迷する中で私たちも独自に何かしたいと考え長年使ってきた1リットルパックのデザインを現行の学校給食用牛乳のデザインを基にリニューアルすることにしました。今の子どもたちには馴染み深く子育て世代には懐かしいパッケージに変更することで牛乳により親しみや興味を持ってほしいというねらいがありました。

社内で検討を進める過程で土日ミルクフェスの動画を見ていい取り組みだなと感じロゴの掲載を決めました。土日ミルクのロゴを入れることで子育て世代のお客様がスーパーで手に取ったとき給食のない休日はおうちで牛乳を飲もうのメッセージが伝わると共に学乳の大切さもあらためて感じてもらえると考えました。

土日ミルクフェスレポート動画https://www.youtube.com/watch?v=V0LPQfRdWDM

牛乳パックだけでなく地域でのイベントで配布するトートバッグも土日ミルクロゴを入れて作りました。こういったグッズをきっかけに家庭での牛乳飲用を増やしたいなと思っています。

メーカー同士も土日ミルクでつながる

中尾さん
地域の人々にとって牛乳は親しみを持てる食品だと思っているので今回のデザイン変更と土日ミルクロゴによる情報発信によって少しでも身近なものになることを願っています。牛乳消費が減退している今だからこそ私たちのような地域に根ざした乳業メーカーによる独自性のある取り組みが必要と考えます。

メーカー同士は市場では競合していますが例えば学乳の提供は地域内での連携・協力体制が確立しています。こうした学乳を通じた横のつながりを生かせば牛乳の普及につながる地域発の活動ができそうです。Jミルクさんの協力も得ながら土日ミルクフェスのようなイベントを関西でも実施できたらうれしいですね。

株式会社共進牧場http://www.kyoshin-milk.jp/

土日ミルクロゴはこちらからダウンロード!

製品に使用している土日ミルクロゴは無料で誰でもお使いいただけます。以下よりご参考ください。

https://donichi-milk.jp/industry/downloads/dairy/